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12月06日-01号

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  1. 綾町議会 2016-12-06
    12月06日-01号


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    平成 28年第7回定例会(12月)平成28年第7回(12月)綾町議会(定例会)会議録平成28年12月6日開会       平成28年第7回綾町議会(定例会)が平成28年12月6日午前10時綾町役場議場に招集された。    出 席 議 員┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│議席番号 │氏        名     │議席番号 │氏        名     │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│1    |児   玉       信  |6    |相   星   義   廣  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│2    |増   田   俊   男  |7    |日   髙   憲   治  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│3    |兒   玉   千   歳  |8    |大   隈       寛  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│4    |日   高   幸   一  |9    |押   田   和   義  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│5    |松   浦   光   宏  |10   |橋   本   由   里  |└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    事 務 局┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│局 長  |吉   川   直   毅  |書 記  |入   船   秀   康  │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    説 明 員┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│町       長| 前 田    穰  |副   町   長| 向 井  好 美  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│教育長      │ 日 髙  和 典  │会計管理者    │ 吉 鶴  慶 久  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│総務税政課長   │ 中 薗  兼 次  │企画財政課長   │ 高 松  俊 秀  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│福祉保健課長   │ 森 園  由美子  │農林振興課長   | 橋 口    正  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│産業観光課長   | 蓮 子  浩 一  |町民生活課長   | 小 村  久美子  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│建設課長     | 行 田  明 生  |ユネスコエコパーク|           ││         │           │推進室長     │ 兒 玉  良 次  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│社会教育課長   | 竹 下  琢 郎  |教育総務課長   | (社会教育課長兼務)│├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│監査委員     | 横 山  文 也  |         |           │└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘平成28年第7回(12月)綾町議会(定例会)議事日程平成28年12月6日開会        開    議   日程第1 会議録署名議員の指名   日程第2 会期の決定   日程第3 議案第66号 綾町農業委員会農業委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例   日程第4 議案第67号 綾町水道事業料金等審議会条例   日程第5 議案第68号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例   日程第6 議案第69号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例   日程第7 議案第70号 議会の議員の議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例   日程第8 議案第71号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例   日程第9 議案第72号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例   日程第10 議案第73号 証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例   日程第11 議案第74号 綾町税条例の一部を改正する条例   日程第12 議案第75号 公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについて   日程第13 議案第76号 平成28年度綾町一般会計補正予算(第4号)   日程第14 議案第77号 平成28年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)   日程第15 議案第78号 平成28年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)   日程第16 議案第79号 平成28年度綾町介護保険特別会計補正予算(第2号)   日程第17 議案第80号 平成28年度綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)   日程第18 議案第81号 平成28年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)   日程第19 議案第82号 平成28年度綾町水道事業会計補正予算(第1号)   日程第20 意見書案第7号 地方議会議員厚生年金制度への加入を求める意見書   日程第21 平成28年陳情第3号 「年金削減の中止を求める意見書」の採択を求める陳情   日程第22 平成28年陳情第4号 国民健康保険制度の改革にあたり、国庫負担割合の引き上げを求める意見書                  提出の陳情   日程第23 平成28年陳情第5号 介護保険の給付縮小・負担増を中止し、充実を求める意見書提出の陳情   日程第24 平成28年陳情第6号 後期高齢者医療制度保険料軽減特別措置の継続を求める意見書提出の陳情会議に付した事件・議事日程と同じである。──────────────────────────────(開会午前9時58分) ○議長(押田和義君) おはようございます。 本日、平成28年第7回綾町議会定例会が招集されました。本定例会には、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を初め補正予算等の議案が提出されております。議員各位には、十分なる御審議をいただきますようお願いいたします。 ただいまから平成28年第7回綾町議会定例会を開会いたします。 9月の定例会以降の議長の諸般の事項につきましては、お手元に配付のとおりであります。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(押田和義君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 平成28年第7回綾町議会定例会会議録署名議員の指名は、綾町議会会議規則第118条の規定により、大隈議員、増田議員を指名いたします。────────────・────・──────────── △日程第2.会期の決定 ○議長(押田和義君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、12月6日から12月16日までの11日間といたしたいと思いますが、異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押田和義君) 異議なしと認めます。よって、会期は12月6日から12月16日までの11日間とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第3.議案第66号 △日程第4.議案第67号 △日程第5.議案第68号 △日程第6.議案第69号 △日程第7.議案第70号 △日程第8.議案第71号 △日程第9.議案第72号 △日程第10.議案第73号 △日程第11.議案第74号 ○議長(押田和義君) 日程第3、議案第66号綾町農業委員会農業委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例から、日程第11、議案第74号綾町税条例の一部を改正する条例までを一括議題といたします。 なお、提案理由説明のあとに、日程に従い、各議案ごとに質疑付託を行います。 当局の説明を求めます。町長。 ◎町長(前田穰君) おはようございます。 まずは、町長の動向について、皆さんのお手元に配付してございますが、これをごらんいただきます。 一年間、早いもので最終の定例議会を迎えることになりました。その間、イベントその他では、各議員各位の皆さん方、いろんな面でお力添えをいただきましたことに敬意を表したいと思います。町長の動向については、これも含めてお目通しをいただけるとありがたいと思っていますので、よろしくお願いします。 それでは、早速でございますが、議案第66号、まず、議案書の1ページをお開きください。 綾町農業委員会農業委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例を提案を申し上げます。 議案第66号綾町農業委員会農業委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例を制定いたしたく提案するものでございます。 御案内とおり、農業委員会等に関する法律、これは昭和26年、法律第88号ですが、この法律が改正され、本年4月1日に施行されたものですが、その内容は、農地等の利用の最適化を積極的に推進していくことが何よりも重要であるとされ、具体的には農業委員の選出方法が、公選制から議会の同意を得て任命する方法への変更や農業委員の過半数を原則とした認定農業者でなければならないこと、合議体としての意思決定を行う農業委員会とは別に農地利用等最適化推進のための農地利用最適化推進委員が新設されることなどが盛り込まれているとこでございます。 今回の条例制定案は、本法律改正に伴うものでございます。 では、その条例改正案につきまして、説明させていただきますが、農業委員会農業委員定数は、現行は12名で、内訳といたしまして、選挙による選任が7名でございます。それから、議会推薦が2人、それから、農協が1人、土地改良区が1人と、それから農業共済1人となっております。これを今回の条例では、農業委員の定数を10名、それから、農地利用最適化推進委員の定数を8名とするものでございます。 定数については、政令で規定されており、農地面積1,300ヘクタール以下の場合は農業委員会定数の上限が14人となっております。これに綾町は該当いたしますので、14人としたいところでございますが、農地利用最適化推進委員の新設によりまして、人員増の要因もあることから農業委員会定数を10人と規定しております。 また、農地利用最適化推進委員の定数上限は、100ヘクタールにつきましては、推進委員1人を置くこととなっておりますので、本町の農地面積は718ヘクタールを100ヘクタールで除すると、本町の農地利用最適化推進委員は8人となることから、定数8人と規定しております。 農業委員及び農地利用最適化推進委員の選出方法につきましては、綾町農業委員会の委員の推薦及び公募に関する要綱並びに綾町農業委員会農業委員選任に関する要綱、綾町農地利用最適化推進委員の推薦及び公募に関する要綱並びに農業委員会農地利用最適化推進委員選任に関する要綱を合わせて制定し、対応してまいりたいと考えております。 次に、附則1は、この条例は公布の日から施行し、現行の農業委員の任期が平成29年7月19日までとなっておりますことから、適用を平成29年7月20日からといたしております。 附則2、綾町農業委員会の選挙による委員定数条例(昭和29年条例第9号)及び附則3、綾町農業委員会の選任による委員の議会推薦委員に関する定数条例は、これ、平成17年条例第2号、これについては、本条例の施行に伴い廃止するものでございます。 以上、甚だ簡単でございますが、本条例の制定の説明とさせていただきます。 続きまして、議案第67号綾町水道事業料金等審議会条例について、提案理由の説明を申し上げます。 これは、議案書の2ページをお目通しください。 水道施設につきましては、施設の整備から40年以上経過していることにより、老朽化が急激に進み、漏水処理に多大な費用が発生しているところでございます。また、今年4月に発生した熊本地震のような大規模地震に備えるため、施設の耐震化を行う必要があり、今後、施設の更新を計画的に行っていかなくてはならない状況になっています。このような状況から更新に係ります事業費もかさみ、起債償還も発生することから今後の財源が不足し、水道経営に支障を来すことが考えられます。 以上のようなことから、この財源を水道料金の改定により確保したいと考えます。考えのもとに、今回、審議会条例を制定するものでございます。 条例の概要といたしましては、審議会は10名以内の委員で組織いたします。 委員の任期は、審議が終了することによって解職されます。 委員の過半数により会が成立します。 審議会の事務は、建設課が行います。 以上、内容はそういうものでございますので、提案理由の説明にかえさせていただきます。 それから、次に、議案第68号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。 これは、4ページのほうをお目通しください。 今回の一部改正につきましては、国・県の人事院勧告に準じた改正でありまして、施行日及び適用日が異なっていますので、これは2段階での改正となっております。 まず、改正条例第1条では、第21条、勤勉手当の平成28年12月分の率を100分の10引き上げ、100分の80から100分の90への改正でございます。 それから、5ページから9ページの給料表の改定につきましては、国の人事院勧告に準じた改定となっております。平均改定率が0.2%と、これは公布の日から施行し、平成28年4月1日から適用といたします。 次に、9ページのほうをお開きください。 改正条例第2条ですが、第9条、扶養手当では現行配偶者が1万3,000円、それ以外の扶養親族、つまり配偶者、孫、60歳以上の父母及び祖父母、20歳以下の弟、妹、重度心身障がい者、これが現在、それが6,500円(配偶者がいない場合は、そのうち一人を1万1,000円)となっていたものを、子供1万円、それ以外の扶養家族を6,500円(配偶者がいない場合は、そのうち一人を1万円)とする改正であります。 第10条では、第9条の改正に伴う条項のずれの改正、支給及び額を改定する場合の条文の整理を行うものでございます。 それから、12ページのほうですけれども、第17条、勤務1時間当たりの給与額の算出は、国家公務員と同じ算定方法であったものを労働基準法に準じた算定の方法に改正するものであります。 さらに、第21条、勤勉手当は、国・県の人事院勧告に準じた改正でありまして、平成29年度以降の率を、6月、12月、いずれも100分の85とする改正のものであります。改正条例第2条につきましては、平成29年4月1日からの施行となります。 また、扶養手当の改定は、経過措置を設け、平成29年度は改定なし、平成30から平成31年度は配偶者に1万円、子供を8,000円、その他扶養親族を6,500円(配偶者がいない場合は、そのうちの一人を1万円)ということで、平成32年度に今回改正した額に改正となります。 以上が、提案理由の説明でございます。簡単でございますけれども、説明にかえさせていただきます。 それから、議案第69号特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例、あわせまして、議案第70号議会の議員の議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例、議案第69ないし70号につきましては、関連がありますので、一括して提案理由の説明を申し上げます。 今回の一部改正につきましては、国・県の人事院勧告に準じた改正でありまして、施行日及び適用日が異なっていますので、これも2段階での改正となっております。 14ページ及び16ページですけれども、改正条例第1条におきましては、第4条、期末手当人事院勧告に準じました改正で、12月期分を100分の165から100分の175に改正し、公布の日から施行し、平成28年4月1日から適用するものであります。 改正条例第2条の改正につきましては、第4条、期末手当人事院勧告に準じました改正で、6月期分を100分の150から100分の155、12月期分を100分の175から100分の170に改正し、これも平成29年4月1日から施行するものでございます。 以上、提案理由でございますが、簡単でございますけれども、説明にかえさせていただきます。 それから、議案第71号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例でございます。 これは、議案書の18ページをお目通しください。 議案第71号は、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例でございます。農業委員会等に関する法律が改正されましたことにより、本条例の一部を改正するもので、その内容について説明させていただきます。 まず、第4条、報酬の支給の第2項の次に第3項を追加するものですが、これは農業委員及び農地利用最適化推進委員が農地のあっせん等を行い、成立した場合に成功報酬を支給するものです。農地利用最適化交付金事業の実施に伴い、成果実績払い活動実績払いのうち成果実績払い分に相当する分を支給するため規定するものでございます。第5条は、新たに設置される農地利用最適化推進委員を追加し、規定するものでございます。 19ページの別表、これ、第2条及び第5条の関係の表中、農業委員会の次に農地利用最適化推進委員を追加し、報酬の額を農業委員と同額の2万100円とする規定でございます。備考の1は、新設される農地利用最適化推進委員を追加し、備考の2の新規追加は、第4条第3項追加に伴い成功報酬を支給する上で、その額を予算の範囲内で町長が別に定める額と規定するものでございます。 附則は、この条例を公布の日から施行し、平成29年7月20日から適用するものでございます。 これも簡単でございますが、本条への提案理由の説明にかえさせていただきます。 それから、議案第72号職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げますが、これは20ページのほうをお開きください。 地方公務員育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律の改正に伴う条例の一部を改正するものでございます。 第3条に第3項を新設し、一週間の勤務時間を業務に支障がない範囲で割り振ることができるようになります。これは早出・遅出などができるのが、一週間の勤務時間は同じく38時間45分と、第3条に第4項を新設し、新たな週休日を設けて一週間の勤務時間を同じにすることができるようになります。 また、第3条第4項第1号では、この範囲に特別養子縁組の監護期間中の子及び養子縁組里親に委託されている子等を追加いたします。 第11条、休暇の種類に介護時間を追加いたします。 第15条、介護休暇においては介護休業取得可能期間(3月)を3つの期間に分割して取得できることにする改正でございます。 第15条の2、介護時間を新設し、一日につき2時間を超えない範囲で介護時間を取得することができることになります。 第16条、病気休暇等の承認に介護休暇を追加いたします。 この条例は、平成29年1月1日から施行いたします。 以上が提案理由の説明でございます。 それから、議案第73号であります。 これは、議案書の24ページを開きください。議案第73号は、証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例でございます。 証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例は、農業委員会等に関する法律の改正に伴い、関連する条文が繰り下げとなったことから、第2条、実費弁償を支給する者及びその額、第6項中の第29条を第35条に改めるものでございます。 この附則は、この条例は公布の日から施行すると規定してございます。 これも簡単ですが、提案理由の説明にかえさせていただきます。 議案第74号綾町税条例の一部を改正する条例、これは25ページをお開きをいただきたいと思います。 議案第74号、提案理由の説明を申し上げますが、議案第74号の綾町税条例の一部を改正する条例、この条例は、軽自動車税の納期の改正であり、4月11日から同月の30日を5月1日から5月31日までに改正するものであります。 軽自動車税は賦課期日が4月1日でありますので、納付書の発送業務や身体障がい者等の減免手続が納期日までという時間的な制約があり、これまで負担が生じておりました。既に、県内の26市町村のうち18市町村の納期が5月になっております。これになることによって、納付書発送業務負担の軽減や減免手続の早期申請、早期完了など利便性が図られることになろうかと考えております。 このような目的で、条例を改正いたします。 甚だ簡単でありますが、これもよろしく御審議で御決定いただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明にかえさせていただきます。 ○議長(押田和義君) 最初に、日程第3、議案第66号綾町農業委員会農業委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例を議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。
    ○議長(押田和義君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) おはようございます。数点、伺いたいと思います。 来年の7月からということなんですけれども、これまでの農業委員会委員の選考が変わるわけですけれども、私の印象としては、町長の権限が強くなるのかなというふうに思っていますけれども、今回、条例の新設では、条例の中にうたってあるのは人数だけだと思っております。今回、条例をつくって制度が変わることへの町長の基本的な考え方を伺いたいと思います。 それと、農地の売買も綾町でも、結構、今、多くなっているような印象を持っておりますけれども、農地の売買、売るほう、買うほう、両方ともですけれども、何か影響が想定されるのかどうか伺いたいと思います。 それと、綾町の農業委員会のいろんな権限といいますか、最終的には、県の農業委員会のほうが決定権を持っているということは町民の中ではよく言われることなんですけれども、県の農業委員会との関係でいうと、今回、新たに選ばれる方々の権限っていうのは、これまでと変わるのかどうかについて伺いたいと思います。 はい、以上です。 ○議長(押田和義君) 町長。 ◎町長(前田穰君) 今回の改正については、先ほどちょっと説明申し上げましたとおり、農地の流動化を積極的に図らないと農地の放棄地が出たり、その利用率が停滞したりするということで農業生産性に影響が出てくると、こういうことで、今回はこのような法律が改正されまして、ある面では私たち農業振興という、あるいは農業政策進める中においては、今回の大きな目的はこの農地利用等最適化推進のためのことが非常に強くうたわれておりまして、現在の制度の中においては、農業委員会の皆さん方がそのような許認可等々についても力を注いでいただいておりますけれども、現実的にはやっぱり農地の流動化を促進するという形で追加の管理機構等もできておるわけでございますから、そういう面ではこういう形の姿というのは、これはやっぱりある面ではやむを得なしかなと、こういうことで考えております。そういうことをしっかりやって、我々、行政との関連性を強めていくということで権限が強くなった、弱くなったということじゃなくて、本当の農地の生産性を高めるためには、そういう面で適正な、ここにありますような最適化というか、農地の最適化を進めていくという面で、貸し手、借り手の関係をスムーズに展開していくための推進が設けられたという私は捉え方をいたしております。 それから、いろんな面での許認可事業とか、そういう3条関係の農地の申請については、市町村に権限が下りていますが、農振のあれについては、まだ県のほうに進達をするという段階になって、これも将来下りてくるのかどうかというのは、ちょっとまだはっきりした見通しは立ってませんが、そのような権限というのが幾らか変更は、将来は生じてくるんじゃないかと、こういう捉え方はいたしておりますが、いずれにいたしましても、初めての状況でございますから、今回、このような形で国の法律に基づいて、当然、このようなことで条例を制定しなきゃならないと、こういうことでございますので、一応、捉え方としてはそのような考え方で、従前のあれからもうちょっと農業委員会としての活動を強化する、そのためには、新たに農地利用最適化推進委員を設けると、こういう制度に展開していったものと、このように考えております。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押田和義君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 農地の売買の要するに売る側、買う側の変更について質問しておりますので、答弁いただきたいと思っています。 最近、私の周りの錦原あたりでも非常に農地の取引が安くなっておりまして、最近だと1反当たり50万円レベルで取引をされているような状況なんですね。それで、流動化っていうか、生産性を高めるとかっていう目的は、理解はできるんですけれども、現実問題としてなかなか農業をやめるにもやめれないような状況がありまして、きのうお聞きしたのは、これははっきり農業委員会が間に入ったか、入らないかってことを突きとめた上でお聞きするわけではないんですけれども、2反近かったものを40万円ぐらいで売ったらしいという話もありました。借金を抱えている農家としては、今のうち幾らででも売りたいというのは一方ではあったり、代々引き継いできて、自分が特別農地にお金をかけていない人はもう買ってくれる人がいれば、もう売りたいっていう話も昨今よく聞く状況です。ですから、農地そのものは流動化して法人の方に借りていただいたり、先ほど町長が言われたような最適化の推進の関係で集積はされていくのかなという思いはするんですけれども、実際、農業をやってきた人たちの思いっていうのは、なかなか反映できないような状況になっているというふうに考えているんですね。 ですから、今回、条例をつくって、後で成功報酬のことも出てくるわけですけれども、農地の売買をする、特に、売る人の思い、農業続けてきたけど、これ以上続けられなくなった人たちの立場っていうのはどこで救われるんだろうって思いをしておりますので、そういうことも含めて御答弁いただけたらと思います。 ○議長(押田和義君) 町長。 ◎町長(前田穰君) 今おっしゃったように、非常にいろんな問題が生じております。 まず、その一番の要因は、担い手が農家の担い手不足が一番要因でございます。その中において、これからの農地をどれだけ流動化していくかと、昔は資産価値が非常に高うございましたから、売り手買い手の関係であっせん事業というのが盛んに行われておりましたけど、現実は、今、お話がございますとおり、資産価値がものすごく下がってきているという面で、それよりもまた管理も大変だという担い手がいない農家、農地保有者においてはそういうこと等もございまして、これをできるだけ借り手をふやしていくという形をしていかないと管理そのものができなくなってきていると、こういう現状もございます。昔は資産価値がございまして、それなりの資産を求めて農地取得資金等も利用いただきながら、規模拡大等々やっていただきましたが、今はもう貸し借りの中で、この流動化というのを図っておるというのが現状でございます。 そういう面からいたしまして、あと農地の管理状況というのも非常におっしゃいますように、もう売れない、売りたくても売れない、そうなると放置されてしまう、そうすると隣接の農家の皆さん方にまた影響が出てくるという面で、それをどうやってしっかり把握しながら、土地生産性を上げるための利用っていうのをどう促進するか。それは、認定農家を初め、法人組織を持っているとこと辺とうまく、この最適化推進委員が対応すると、そういう形の中を今後進めていくということにつなげていかなければ現状として規模拡大をやる農家というのはごく限られて、今おっしゃいますように、綾町の水田単価においても畑地単価においても、昔からすると半分もしないと、こういう状況で売る人も大変だと、しかし、今度は売れなければそれを管理しなきゃなりません。その管理もしっかりやっていける人もどんどん少なくなってきていますから、それは農地流動化という形で、農地の最適推進の役割が非常に大きくなってくる、我々も農業政策を進める中で、担い手をどう確保するかと、そういうところに集積をしながら、担い手の確保を図るという取り組みをやっぱりしっかりやっていくことが大事だと、そういう面で綾町はIターン、JターンあるいはUターンでまた農業後継者も他の町村からすると、かなりいらっしゃると思いますから、そういう面での農地の集積化を図る取り組みをするために、今回、私たちは、今度の制度を生かす努力をしなければならない、このように判断をいたしております。 ○議長(押田和義君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第66号は総務委員会に付託したいと思いますが、異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押田和義君) 異議なしと認めます。よって、議案第66号は総務委員会に付託することに決定いたしました。 次に、日程第4、議案第67号綾町水道事業料金等審議会条例を議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(増田俊男君) 議長。増田。 ○議長(押田和義君) 増田議員。 ◆議員(増田俊男君) この条例は、水道事業に関する条例と思ってもよろしいですね。(「はい」と呼ぶ者あり)はい。それであれば、公共下水道とかほかの使用料がある、そういうのについても、これからはこういう審議会の設置を考えていくということでよろしいですか。 それと、第4条ですが、見出しのところに会長とあります。これは会長でいいのか、ちょっと細かいことになりますけれども、(発言する者あり)2ページの4条。第4条の見出しが括弧して会長と書いてありますが、会長でいいのかどうかですね。それを伺います。 ○議長(押田和義君) 町長。 ◎町長(前田穰君) ほかの特別会計がありまして、公共下水道等もあるんですが、価格を見直す際には我々としては、今回、水道料金のみの条例ということになっておりますが、そこら辺ももう一つ一歩踏み込んで、将来そういう形が出てくるとするならば、この条例を改正するのがいいのか、そこら辺はちょっと勉強させていただきたいと思っております。 それから、審議会をつくる場合は、おおむねほとんどが会長という形になっておりますので、そういう形で提案させていただきました。 以上であります。 ◆議員(増田俊男君) 議長。増田。 ○議長(押田和義君) 増田議員。 ◆議員(増田俊男君) この4条を読みますと、審議会に会長及び副会長を置きと書いてあるんですね。ここは、当然、会長及び副会長じゃないですか。 ○議長(押田和義君) 町長。 ◎町長(前田穰君) 御指摘ありましたので、これは副会長というのも含めて会長は修正ということで、提案理由の説明で申しわけないんですが、副会長ということも会長、副会長は審議が終了したときに町長に答申するということで、副会長も上に入っていますから、今、指摘ありましたようなことで修正させていただきますが、そうゆうことで、御了承いただけたらと思っています。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押田和義君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 私も済いません、議事録を起こしたときに間違いがあるといけないので、確認したいと思いますが、第3条なんですが、3条は、審議会は委員10人をもって組織しって、10人に限定してると思うんですが、町長説明のときに10人内って言ったように私には聞こえました。もしかして、議事録に起こしたときにこことの整合性があると思いますので、確認したいと思います。 はい、以上です。 ○議長(押田和義君) 町長。 ◎町長(前田穰君) ここに提案申し上げてますように、10名以内ということで、10名をもって組織するということで、あれでございますが、一応、私の提案でいったら10名以内ということで委員を組織したいということでありますが、これは10名ということで、一応、もう限定させていただいても結構だと思っていますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(押田和義君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第67号は総務委員会に付託することに異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押田和義君) 異議なしと認めます。よって、議案第67号は総務委員会に付託することに決定いたしました。 日程第5、議案第68号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押田和義君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 済いません。議案書いただいてもたくさん書いてありまして、議会運営委員会でも多少説明はいただいているんですけれども、職員にとっておおむねどういう状況の変化が起きるのかということについては、答弁いただけたらなと思っています。1時間時間外の単位は、1時間当たり多少はふえるっていうお話は聞いているんですけれども、今回の条例改正で綾町職員の待遇がどの程度改善されるかっていうのは大筋でつかみたいと思いますので、お願いいたします。 ○議長(押田和義君) 総務税政課長。 ◎総務税政課長(中薗兼次君) ただいまの質問にお答えいたします。 基本的には、給与に関しては0.2%ということでございますので、この給料表ちょっと参考していただければ、大体、若い職員が月1,500円、あと係長以上とか課長職につきましては700円ということで、全体的な給与だけに関しては0.2%というのは、わずかな金額です。ただ、期末勤勉手当が一応0.1上がりますので、その分が若干のプラスになるかと思います。それで、──そういった給与と手当を含めたところで、全体では、今回の補正額は若干職員の異動等はありますが、トータルしますと共済費も含めて350万円程度が補正額の影響額でございます。それと、時間外手当が、今回、通常年間52週が分母になっておりましたけれど、今回の改正は労働基準法に基づきまして、平日の週休日、それが祝日とか重なったときには、その分は実際は働かなくてもいいという前提のもとにその分母からその日数を引きます。大体、年間13日から14日ぐらい、ゴールデンウイークとか年末年始の平日日、そういったものを控除したとき、大体、1時間当たりの単価が、5.7%ぐらい単価が上がりますので、この分が時間外に対しましてはプラスといいますか、逆を言えば、それだけ時間外によってまた予算が追加されるというような経過になるかと思います。 以上でございます。 ◆議員(増田俊男君) 議長。増田。 ○議長(押田和義君) 増田議員。 ◆議員(増田俊男君) ちょっと確認させてください。町長の説明によりますと、扶養手当なんですが、父母等がいない子ですかね。(「はい」と呼ぶ者あり)父母等がいない子ですね。配偶者のいない子か。(「はい、はい」と呼ぶ者あり)これについて、この議運の資料によりますと、6,500円になると、最終的には。これが議運の1ページにあるんですよね。それと、議運資料の7ページですね。これについては、32年完成時、上記の額と書いてあるんですね。この上記の額というのは、幾らなのか。それと、今回の条例改正では、1条、2条と分かれておりますが、施行日が違うからこういう書き方になっていると思います。それで、1条と2条のところに、改正前と改正後とあるんですよね。この第2条については改正前というのは、1条が改正された後の改正前ですよね。だから、これは、何か改正前とするよりも改正前(第1条改正後)とかしないと、なかなかわかりにくのではないか。その検討をされたらどうか伺います。 ○議長(押田和義君) 総務税政課長。 ◎総務税政課長(中薗兼次君) 配偶者のいない子と、この資料の上記というのが6,500円ということでございます。それから、先ほど指摘がありました文章表現、それについては、また、よりわかりやすいような技法といいますか、方法で検討していきたいと思っております。 ◆議員(増田俊男君) 議長。増田。 ○議長(押田和義君) 増田議員。 ◆議員(増田俊男君) その6,500円というんですが、この改正条文を見ますと、読みますよ、扶養手当の月額は、扶養親族たる配偶者、父母等については1人につき6,500円、前項第2号に該当する扶養親族については1人1万円ずつとあるんですよね。だから、これでいくと、配偶者のいない子でも1万円じゃないかなと思うんですよ。 ○議長(押田和義君) 総務税政課長。 ◎総務税政課長(中薗兼次君) 今、増田議員から指摘がありましたように、議運の説明資料によります金額が1万円ですんで、この上記というやつが、もう各資料をつくるときに縦横が逆になって大変申しわけございません。そういったことで、議運の資料を訂正させていただきたいと思います。大変申しわけございません。 ◆議員(増田俊男君) 議長。増田。 ○議長(押田和義君) 増田議員。 ◆議員(増田俊男君) 1万円でいいということですね。町長の提案理由も間違っているということでいいですね。 ○議長(押田和義君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第68号は総務委員会に付託することに異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押田和義君) 異議なしと認めます。よって、議案第68号は総務委員会に付託することに決定いたしました。 日程第6、議案第69号特別職職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(押田和義君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第69号は総務委員会に付託することに異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押田和義君) 異議なしと認めます。よって、議案第69号は総務委員会に付託することに決定いたしました。 日程第7、議案第70号議会の議員の議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(押田和義君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第70号は総務委員会に付託することに異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押田和義君) 異議なしと認めます。よって、議案第70号は総務委員会に付託することに決定いたしました。 日程第8、議案第71号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(増田俊男君) 議長。増田。 ○議長(押田和義君) 増田議員。 ◆議員(増田俊男君) 改正後の備考の欄に成功報酬のことが書いてありますが、予算の範囲内ということでございますけれども、今、どのぐらいの金額を考えておられますのか伺います。 ○議長(押田和義君) 農林振興課長。 ◎農林振興課長(橋口正君) 私のほうから説明をさせていただきたいと思うんですが、今回、法律改正によって行いまして、農地利用最適化推進委員が設置されるわけなんですが、これは農地のあっせん等行った場合の成功報酬というような形になって、まず、この報酬の内面っていうか、中の部分をちょっとお話したいんですが、農業委員会交付金というのは従来どおりございます。農業委員及び農地利用最適化推進委員の基礎的な報酬に充てると。それから、新しく出てくる部分に関しましてなんですが、農地利用最適化推進交付金というような形で出てきます。この中には二通りございまして、活動実績、活動払いと成果実績払いというような形となっておりまして、この分の成果の分につきまして、こちらのほうで町長の予算の範囲内ということになっておるんですが、成果払いに関しましては、全県下をトータルした中で大枠の金額、県から示された金額に基づいて成果払いが出てくるというようなことになりまして、実際、県からどれくらいの交付金が来るのかというのは、まだ不透明でございます。今、私ども事務局としてみているのは、一件当たり2,000円程度ぐらいになるのかなというようなことで想定はしておりますけれども、これ、想定だけでございまして、実際の幾ら来るのかというのはちょっと県の状況を見てからということになろうかと思います。 以上でございます。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押田和義君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 私も増田議員と同じ成功報酬について伺いたいんですけれども、いわゆる成功報酬っていう考え方が生まれた、まあ、国のほうのあれですけど、生まれた理由っていう点について、どのように把握していらっしゃるか、認識していらっしゃるか伺いたいと思います。 ○議長(押田和義君) 農林振興課長。 ◎農林振興課長(橋口正君) 先ほどの一番最初の議案で町長が説明申し上げましたとおりなんですが、今回の目的といたしまして、農地の流動化、農地の適正化、適正利用というようなことで、こういった条例改正ということにつながっております。 したがいまして、今回、こういった部分に関しましてなんですが、積極的に農地の利用を活用していこうというのが本体の趣旨でございまして、内容につきましては、それほど改正にあったというようなところはございません。 以上でございます。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押田和義君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 例えば、今、増田議員も言われた備考の欄の2なんですけれども、農業委員及び農地利用最適化推進委員が農地のあっせん等を行いっていうそのことに対する成功報酬だと思うんですが、この農地のあっせんという意味でいうと、必ずしも売買ばかりではないというふうに、例えば、借地の分も含まれるというふうに思ってよろしいですか。 ○議長(押田和義君) 農林振興課長。 ◎農林振興課長(橋口正君) 相対的な農地利用というような形で、観点で考えております。 以上です。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押田和義君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 例えば、農地を貸す側の立場としては、1年契約で貸したいとか5年契約で貸したいとか、それでいくとやっぱりその貸す期間とかも考慮されるのかなと、今、答弁お聞きしていて思ったんですが。今現在、例えば、綾町だけではないかもしれませんが、農地を1年契約で貸したとしますね、農業委員会が間に入って、そうして、一年たったときに貸してる側がもう返してくださいと言わないと継続になる形になっているというふうに聞いています。例えば、一年ごとに毎年違う人に貸したいという希望があったりしたときには、金額の決め方も違ってくるのではないかなと思っているのですが、そのあたりはいかがでしょうか。 それと、先ほどから農地の集積化とか流動化とかっていうことで、もちろん荒れた土地に農地にしておくよりもきれいな農地にしておくほうがいいに決まってはいるんですけれども、昨今、議会でも何度か申し上げたんですけど、法人の方の農地の利用の仕方について、私は非常に不信を持っている者の一人です。これまでは、農地といえば、大体、誰々さんの家の畑とか、誰々さんの家の田んぼっていうのがわかっておりましたので、近隣の農地の間ではお互いに迷惑をかけないような気遣いをしてきたんですけれども、最近、見ておりますと、法人の方が使っている畑っていうのは、いわゆる農産物をつくる部分についての手入れは一定されているんですけれども、あぜの草刈りだったりいうことは非常にぞんざいな管理になっているというふうに思っているんですね。草を刈っても運ぶっていうことはまずありませんし、錦原でいえば、歩道にもそのまま刈ったまま放置されているような状況が続いておりまして、私は、新たに農業委員会の構成とか仕組みが変わって、一定そういう成功報酬も出ると、課長のお話聞くとそんなにうらやましがるような金額ではないんですけれども、そういったことの責任も含めてやっていただかないと農地に野菜は植えてはいるけれども、管理はずさんだっていうような状況がこのところ続いておりますので、そういったことに対する指導強化もやっていただきたいなというふうに思っています。 さっきの貸すほうの農地のあっせんっていう言い方の範囲っていうんでしょうか、どこまでがあっせんかっていう部分については、要綱などで細かく決めていくっていうことでよろしいでしょうか。 ○議長(押田和義君) 農林振興課長。 ◎農林振興課長(橋口正君) まず、お答えしたいんですが、要綱等で示されていくのかというようなことなんですが、基本的には農地中間管理機構を通した中での賃貸借っていうような形になろうかと思います。これで縛ってあるのが10年間というようなことになるんですが、当事者間で合意がされたものに関しては、中間管理機構を通して対処していくというようなことなんですが、基本的な部分を、話をしますと、10年間という縛りがあるものの、途中の契約解除は可能というようなことを聞いております。 それから、農地の荒廃のうち、あるいは遊休農地の関係なんですが、今月に入りまして行っておるんですが、今、耕作放棄地、遊休地、そういったものの点検を農業委員会のほうで行っております。逐一、地権者のほうに連絡をとりながら、適正な農地管理をしてくださいというような文書での通知をしておるところでございます。 それから、今、一番問題になっておりますのが、やはり黄化えそ病対策の部分での耕作放棄地等々ございますが、この分についても積極的に農業委員会としては対処しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(押田和義君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第71号は総務委員会に付託することに異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押田和義君) 異議なしと認めます。よって、議案第71号は総務委員会に付託することに決定いたしました。 日程第9、議案第72号職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押田和義君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) これは、町長の考え方を伺いたいと思うんですけれども、うちの役場の職員の皆さんが休暇、例えば、介護休暇も育児休暇も含めまして、有給休暇も含めましてですけれども、環境的にはとりやすい状況にあるというふうにお考えなのかどうか、例えば、有給休暇についてはどのぐらいの消化になっているのか伺いたいと思います。 ○議長(押田和義君) 町長。 ◎町長(前田穰君) 人事管理を携わる者として、労働基準法は、当然、あるわけでありますが、とりやすいなのか、そういう環境にあるのかということについては、私どもとしては、現状は職員の皆さん方の意欲その他を勘案しますときに、現実的には、あるいはまた事業の推進を考えますときには、容易にすぐ手が挙げられるかどうかというのについては、もうちょっと我々も改善努力をする分野もあるのかなと、こういう思いはいたしておりますが、いずれにいたしましても、このような形で条例が制定されますならば、そういう方向づけを強めていくという、そして、そういう労働管理といいますか、そういうのについては、また、配慮しなきゃならないという思いはございます。そういう面で、有給休暇等の関係についても、これは満額みんながとれているというような状況ではないと認識いたしておりますので、そういうことも含めながら、今後、この条例にもとづいた中で職員の皆さん方が対象者は遠慮なく手が挙げられるようなことの環境づくりには努力をしていきたいと思っております。 ○議長(押田和義君) 総務税政課長。 ◎総務税政課長(中薗兼次君) 有給休暇の取得率につきましては、毎年、県のほうから調査が来ておりまして、本日、手元に持っておりませんので、その調査票をまた議員の皆さん方にお配りしたいと思います。 ○議長(押田和義君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第72号は総務委員会に付託することに異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押田和義君) 異議なしと認めます。よって、議案第72号は総務委員会に付託することに決定いたしました。 日程第10、議案第73号証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(押田和義君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第73号は総務委員会に付託することに異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押田和義君) 異議なしと認めます。よって、議案第73号は総務委員会に付託することに決定いたしました。 次に、日程第11、議案第74号綾町税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(押田和義君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第74号は総務委員会に付託することに異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押田和義君) 異議なしと認めます。よって、議案第74号は総務委員会に付託することに決定いたしました。 ここで暫時休憩いたします。(休憩午前10時55分)………………………………………………………………………………(再開午前11時10分) ○議長(押田和義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第12.議案第75号 ○議長(押田和義君) 日程第12、議案第75号公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。 当局の説明を求めます。町長。 ◎町長(前田穰君) それでは、議案第75号公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについて、これは26ページのほうお開きいただきますか。 議案第75号の提案理由の説明を申し上げます。 議案第75号公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについて、公平委員会の委員に次の者を選任いたしたいので、地方公務員法第9条の2の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 公平委員会委員、田中敏彦氏でございます。 現在、公平委員会は、西中坪の川越聖氏、それから委員長に、中堂の佐々木幸夫氏、北麓の田中敏彦氏の3名で組織されております。田中敏彦氏は、前任の阿久根清見氏の後任として、平成26年7月3日から公平委員会委員をお願いいたしておりまして、任期が平成29年3月21日に満了となります。したがって、引き続き田中敏彦氏を選任したいと思いますので、議会の同意を求めるものでございます。 田中敏彦氏は、現在64歳で、御承知のとおり、綾町役場に奉仕をしていただき、福祉保健課長、議会事務局長、会計管理者兼会計室長等を歴任されました。行政経験豊富で、特に人事に精通され、誠実、温厚な人柄であります。人格が高潔で、人事行政に関して識見を有する豊かな人間性は、公平委員として最適任者でありますので、引き続き選任したいと思いますので、ぜひとも同意を賜りますようお願い申し上げまして、議案第75号の提案理由の説明にかえさせていただきます。 失礼しました、委員長は、川越聖氏が委員長でございまして、私は佐々木さんと申し上げましたが、訂正してお詫びを申し上げます。 ○議長(押田和義君) 質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押田和義君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 公平委員会の開催状況について報告をいただけたらと思っています。過去1年とか2年とか、そちらで決めてください。 ○議長(押田和義君) 町長。 ◎町長(前田穰君) 私が答弁いたしますが、現在のところ、まだ公平委員会が開催されたということは、ここのところございません。 ○議長(押田和義君) 質疑を終わります。 議案第75号は委員会に付託せず、最終日に討論、採決を行いますので、十分なる御検討をお願いいたします。────────────・────・──────────── △日程第13.議案第76号 ○議長(押田和義君) 日程第13、議案第76号平成28年度綾町一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。町長。
    ◎町長(前田穰君) それでは、議案第76号平成28年度綾町一般会計補正予算(第4号)。 平成28年度綾町一般会計補正予算(第4号)は次に定めるところによります。 歳入歳出予算の補正、第1条歳入歳出予算の総額に、歳入歳出を、それぞれ1億600万円を追加いたします。歳入歳出予算の総額をそれぞれ62億9,050万円といたします。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額、並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によります。 地方債の補正、第2条地方債の変更は、第2表地方債補正によります。 それでは、別冊でありますが補正予算書の2ページを、お開きをいただきたいと思います。 第1表歳入歳出予算補正の歳入と、3ページ、4ページが歳出ですが、後ほど、これは8ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書で説明申し上げますので、お目通しをいただきまして、5ページをお開きください。 第2表、地方債補正であります。 1変更、公共事業等債は、款の7の土木費、目の3の道路新設改良費、玉石・辺保木線などの工事の増額に伴うものでございます。160万円追加いたしまして、5,930万円とするものであります。 次に、公共土木施設災害復旧事業債は、款の10の災害復旧費、項の2の土木施設災害復旧費の中にあるんですが、9月の台風16号で災害を受けた町道の4路線の工事に伴うものでございます。それから、これが460万円追加いたしまして、1,560万円とするものでございます。 次に、義務教育施設整備事業債、これは、施設のは、ちょっと後で出てきますから、中学校の給食室空調設備の事業完了に伴うもので、990万円の減額をし、2億220万円とするものでございます。 また、この表にはございませんが、辺地対策事業債の一部を商工費の総合交流促進施設、合宿センターに充当していますが、今回、入札残が発生いたしましたので、その一部を減額いたしまして、その分を農林水産業費の活力あるふるさとづくり事業に財源を組みかえするものでございますので、これは後ほど出てまいります。 以上が、第2表の地方債の補正の説明でございます。 次に、今度は8ページのほうで、事項別明細書を、ごらんをいただきたいと思います。 まず、歳入となります。 私の説明の内容についてちょっと説明しますが、資料の款、項、目、補正額、説明欄の順で行います。なお、款、項、目の名称が同一のところは、款のみで説明いたしますので、なお、主なものだけを説明いたしますので、そのようにお目通しをいただけるとありがたいと思ってます。 款の11地方交付税です。 説明欄のほうをごらんいただきますが、これは特別交付税で過去の交付税額から勘案いたしまして、当初1億4,000万円から、今回、4,000万円を増額して、1億8,000万円と見込んでおります。 次に、款の19国庫支出金、項の1の国庫負担金の補正額の計1,926万9,000円の増額で、主なものは、これ説明欄をごらんください。障がい者自立支援給付費負担金ですが、これは歳出の民生費で計上していますが、障がい者介護給付費訓練等給付費と障がい者地域生活支援事業の対象者がふえたことによって1,007万7,000円ということでございます。 それから、その下の、公共土木施設災害復旧費負担金ですが、これは歳出の災害復旧費で計上していますが、9月の台風16号で災害を受けた4路線の復旧工事に関する負担金で934万9,000円ということでございます。 次に、9ページのほうごらんください。 項の2国庫補助金の補正額1,039万8,000円の増額の主なものを説明欄のほうでごらんいただきますが、目の3の土木費国庫補助金の社会資本整備総合交付金ですが、これは歳出の土木費で計上しておりますが、玉石・辺保木線の工事費を増額したことによるものでございます。 次に、款の21の県支出金、項の1の県負担金、目の1の民生費県負担金503万8,000円の増額、これは先ほど国庫負担金で説明いたしましたが、障がい者関係事業に関する負担金であります。 次に、10ページをおめくりください。 項の2県補助金、目の4の農林水産業費補助金、節の2農業費補助金の説明欄を、ごらんをいただきますが、上の2段目から鳥獣被害防止総合対策交付金387万円の減額は、綾町有害鳥獣対策協議会が事業主体でありますが、県からの交付金が直接、協議会に交付されることになったものでございます。それで減額ということであります。 一番下段の、担い手確保・経営強化支援事業553万6,000円の増額です。これはTPP関連予算で、今後の農業界を牽引する優れた経営感覚を備えた担い手の経営発展に向けた取り組みの支援に対するもので、町内の1団体が農業機械導入する補助金ということであります。 それから、次に、款の25寄附金200万円の増額、これは説明欄をごらんいただきますが、ふるさと納税寄附金が9月議会でも説明いたしておりますが、熊本地震による被災地を支援するものでございます。 次に、農林振興事業寄附金は、今回も、あの横領事件が発生いたしました、基金の運用に充ててほしいと、ありがたい寄附金をいただいたものでございます。 次に、福祉振興事業寄附金は障がい者福祉事業の運営に充ててほしいという個人の方のお一人からの寄附金をいただいたものでございます。 次に、11ページのほうをごらんください。 款の27、繰入金の2,200万円の増額ですが、これは、ふるさとサポート基金からの繰り入れであります。今回の補正に伴う7つの事業に充当するものでございます。 次に、款の31の諸収入であります。359万3,000円増額でございます。これも説明欄をごらんいただきますが、上の3段目の特別調整交付金(長寿・健康増進事業)ですが、これは歳出の民生費の目の後期高齢者医療費で計上していますが、長寿・健康増進事業の交付金となります。なお、これは宮崎県後期高齢者医療広域連合の事業でございます。 次に、款の33町債は次のページを開いていただきますが、これ先ほど、第2表地方債補正で説明した内容でございます。 以上が歳入の説明でございます。 次に、13ページのほうの歳出の説明を申し上げます。 先ほど申し上げましたとおり、項、目、節、説明欄、補正額の順でございますので、主なところのみを説明いたします。なお、今回、人件費に関わるものは、人勧に基づくものですので、人件費の説明は省略をさせていただきます。 また、節の19負担金補助及び交付金は負担金で説明をいたしますので、そういうことでよろしくお願いしたいと思います。 それでは、議会費からですが、ここは人勧に基づくものであります。 それから、総務費です。項の1の総務管理費、目の5の財産管理費、節の11の需用費172万円の増額は、公用車の修繕に関するものでございます。節の13委託料、154万5,000円の増額は、庁舎周辺樹木の剪定作業に関するものでございます。 次に、14ページをお開きいただきたいと思います。 目の7の企画振興費、節の15の工事請負費でございますが、800万円の増額はエコパークの「知の拠点」整備事業で、元綾中央病院の1階部分の事務室の改修工事に関するものでございます。 次に15ページのほうごらんいただきます。 項の2徴税費、節の12役務費の手数料、464万4,000円の増額はふるさと納税事業に関するものです。綾町の知名度をさらに高めるため、全日空ANAに引き続き、インターネット最大大手の楽天株式会社のポータルサイトを利用するための取扱手数料ということになります。 次の、節の26寄附金60万の増額ですが、これは歳入でも説明いたしましたが、熊本地震による被災地を支援をするものでございます。 以上が総務費でございます。 それから、16ページのほうへ移らせていただきます。 この欄は、人勧に基づくものでございますから、お目通しをいただきます。 それから、17ページ下のほうですが、民生費であります。 項の1社会福祉費、目の1社会福祉総務費、節の28操出金419万3,000円の減額は介護保険と国民健康保険特別会計に伴うものでございます。これは後ほど、それぞれの会計で説明をいたします。 目の2社会福祉対策費、節の20の扶助費ですが、2,132万4,000円の増額は、それぞれの事業に対する対象者がふえたことによるものでございます。 その下の目の3老人福祉費、節の13委託料115万6,000円の増額はデイサービスの利用者がふえたことによるものでございます。 次に、18ページのほうお目通しいただきます。 一番上段の、節の20扶助費76万の増額は、説明欄にあります、老人保護施設措置に対する対象者がふえたことによるものであります。 それから、目の7の後期高齢者医療費の増額223万3,000円は、主に長寿・健康増進事業に関するものになりますが、後期高齢者の方の健診受診者の方に対する健康指導相談を行うための体制整備に伴うものでございます。なお、これは補助交付を受けましたので、介護保険特別会計から臨時職員の費用などを組みかえするものであります。 以上が民生費であります。 次に、下段のほうをごらんいただいて、衛生費でございますが、目の保健対策費、節の19の負担金117万7,000円の減額と、その下の目の4の環境保全費、節の19の負担金82万9,000円の減額は、説明欄にある、それぞれの負担金が確定したためでございます。 次に、20ページのほうをお開きください。 一番上段の、目の6健康増進対策費、節の12役務費の258万8,000円の増額は、がん検診の受診者がふえたことによるものでございます。 以上が衛生費で、次に、農林水産業費でございます。 20ページの下のほうの、中ほどから、農業振興費のほうからごらんいただきますが、鳥獣被害防止総合対策交付金関係事業の474万5,000円の減額は、先ほど歳入でも説明いたしましたが、綾町有害鳥獣対策協議会が事業主体でありますので、県からの交付金が直接、協議会に交付されることになったもので、事業費が減額となったものでございます。 次に、被災農業者向け経営体育成支援事業補助金151万5,000円の増額は、ことしの8月中旬から9月初旬までの台風によって、農業施設を被災された方々に対する補助金で、内訳は法人が1人、個人が2名ということになっております。 次に、下のほうの21ページの説明欄のほうを、お目通しをいただきますが、説明欄の2番目でありますが、歳入で説明したように、寄附金の100万円を農畜産物総合価格安定事業の財源に充て、補助金を増額するものでございます。 次に、担い手確保・経営強化支援事業補助金の553万6,000円の増額ですが、歳入でも説明いたしましたが、町内の1団体が農業機械を導入する補助金となります。 次に、目の6の農地費、節の15工事請負費、活力あるふるさとづくり事業2,000万円の増額は、二反野地区の営農飲雑用水整備の事業費を増額するものでございます。なお、この財源は商工費の合宿センターに充当していましたが、辺地対策債を組みかえして対応するものでございます。 以上が農林水産業費で、今度は22ページのほうにお目通しをいただきたいと思います。 商工費でございます。 項の1の商工費の補正額は、1,927万1,000円の減額の主なものは、目の3観光費、節の15の工事請負費、綾町総合交流促進施設合宿センターの入札残の一部を減額するものでございます。 以上が商工費で、次が土木費で、23ページの下段のほうを見てください。 項の1の道路橋梁総務費の補正額の計1,791万4,000円の増額の主なものは、目の3の道路新設改良費、節の15の工事請負費、玉石・辺保木線などの工事費の増額、それから節の17公有財産購入費、これは横町栄町線の用地購入代の増額、それから節の22補償補填及び賠償金で、横町栄町線の家屋等の補償を増額したものであります。 次に24ページのほうをお開きください。 中段の項の4の住宅費522万3,000円の増額の主なものは、節の13委託料の中坪町営住宅耐震診断業務に伴うものでございます。 以上が土木費でございます。 次に消防費ですが、これは人勧に伴うものでございますから、お目通しをいただきたいと思います。 次に、25ページの下段のほうごらんいただきますが、教育費でございます。 項の2小学校費、目の1の学校管理費の補正額の計531万8,000円の増額の主なものは、小学校の給食室が来年2月末完成予定でありますので、それに伴います消耗品や備品購入となるものでございます。 次に、26ページのほうにお目通しをいただきます。 項の3中学校費、目の1の学校管理費545万8,000円の減額の主なものは、節の15工事請負費、給食室空調整備工事の関連に伴う執行残でございます。 次に、27ページ下段のほう見ていただきますが、項の4社会教育費、補正額の817万9,000円の増額の主なものは、中段の目の4の体育レクリエーション施設費節の18の備品購入費となります。これからのキャンプシーズンを向かえますので、受入施設の環境整備のための備品となります。 以上が教育費で、今度は28ページのほうをお開きいただきたいと思います。 災害復旧費については、9月の台風16号の災害で受けたものであります。 項の1の農林水産業施設災害復旧費の650万の増額は、町内5カ所の工事に関わるものでございます。 次に、項の2土木施設災害復旧費の1,500万の増額は、町道4路線の復旧工事に関わるものでございます。 以上が、災害復旧費でございます。 次に、款の13予備費につきましては、314万4,000円の増額ということで、予備費を増額させていただきました。 以上が歳出の説明でございまして、簡単でありますが、主だった分だけを提案理由の説明にかえさせていただきまして、平成28年度綾町一般会計補正予算(第4号)の内容でございますので、よろしく御審議を賜りますよう、よろしくお願いします。 ○議長(押田和義君) 質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押田和義君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 済みません、少し数が多いかもしれませんので、よろしくお願いいたします。 初めに、歳入と歳出、ちょっと分けてないので、順番どおりいくかどうかわかりませんけど、よろしくお願いします。歳入でいえば、8ページの農地災害の分担金の件ですが、今回も古屋地区だというふうに聞いております。これまで、地権者にとっては、同じ場所が災害を受けたりしておりまして、過去にも質問したこともあるんですけども、このいわゆる5%の地権者負担の件なんですが、一度、地権者負担をなしにしたことがありました。その方は、多分、複数回災害を受けておられて、そのたびに負担金が発生するということで、議事録、今回、探してみたんですが、私の記憶だと、本会議場で質問した後の細部については、担当課長に直接、廊下で立ち話をしたという形でお聞きした記憶がよみがえりまして、その後に、また実際、負担してきた方もいらっしゃる、同じときにですね。いらっしゃるということで、個人負担を何とか平等公平にするために、何か対策してほしいというお話をしておりました。今回、また5%の地権者負担というのが、分担金及び負担金のところで出てきたわけですけれども、やはり統一したやり方をやっていかないと、あそこの土地改良した部分については、同じ方が複数回災害を受けているという事実がありますので、この5%の負担というのは、逆に言うと、もう取らないというふうに決める方向で、私は検討してほしいと思っているのですけど、どのようにお考えなのか伺いたいと思います。 それから、あと9ページなんですが、児童福祉費補助金で、町内の保育園の延長時間等に関する、議会運営委員会の資料では、2つの園というふうになっておりますので、2つの園を明らかにしてほしいと思います。 それから、歳出にも出てくるんですけれども、社会資本整備の総合交付金事業で工事の変更、さっき玉石・辺保木線が変更になるということでしたけれども、そのほかにも横町栄町線、土地の買収などが進むような予算になっておりますけれども、なかなか工事が停滞しておりまして、町の中心の道路改良が進まない状況になっていると思うんですけれども、今回、土地の買収の予算がついておりますので、増田畳屋さんのところから抜ける道、及び和田商店のところから入っていく道の見通しと言うんですかね、何年後ぐらいに道路改良が終了するという見通しを持っておられるのか伺いたいと思っています。 それから、10ページに農業費補助金の中に、担い手確保・経営強化支援事業、TPP関連の予算ということで、TPP導入した後の農業に対する影響を少なくするという予算なんだと思っているんですけれども、私自身は、まだTPP参加が決定しないうちから、こうした地方に関連予算を交付するというやり方自体が、非常にあるべき姿ではないというふうに思っております。それで、綾町の農業を牽引していく、今後の農業界を牽引する優れた経営感覚を備えた担い手の経営発展に向けた取り組みの支援というふうになっておりますので、もう少し詳しく明らかにしていただきたいと思っております。 あともう一つは、寄附金のことなんですけれども、これも議会運営委員会に出された資料によりますと、福祉振興事業寄附金というのは、電動車椅子の補助に対するお礼というふうに書いてあるのですが、電動車椅子の補助をいただかないといけない人がお礼をしたのかというふうに、ちょっと、よくそこの関係がわからないんですが、説明を改めて求めたいと思います。 それから、もう一つは、大きいのは、町営住宅の整備費が、今回、出されております。これまでも、中川原住宅のトイレの改修については、何度か質問をしてまいりましたし、古くなった老朽化している町営住宅に対する町長の考え方も伺ってまいりました。 今回、議会運営委員会の説明によりますと、どこの住宅というふうに限っているわけではなく、全体的な町営住宅の改修の費用として、175万円の追加予算を組むということなんですけれども、私は、古くなった町営住宅の改修の問題のたびに、住民の方の希望、アンケートを取ってほしいという要望をしてまいりました。町長も、その古くなった町営住宅のありようについては、何度か答弁をしていただいておりまして、今回も、議事録の古いのを見たところなんですけれども、最近、中川原住宅のほうで、お風呂の、いわゆる浴槽にひびが入って、お湯がたまらなくなっているということを、窓口に相談に来られた方から伺いました。5年前から水漏れが起きていたんだけれども、なかなか安い住宅料で入っているという遠慮もあるのか、なかなか申し出られなかったと、いよいよ寒さを迎えて、全くお湯がためられない状況になったということで、窓口にお見えになっているところに、私が出くわしたんですけれども、そういう状況を放置されてるんですよね、実際。その方は障害がある方で、以前、流し台につかまらないと炊事ができないのに、つかまったら流し台がもう腐ってて落ちたということがありまして、そのときも議会で取り上げたんですけれども、水道料金の滞納があったということから、私の記憶では、議会で伺ってから1年半ぐらいかかったと思います。流し台をかえていただくのに、そういう状況に、古くなった町営住宅にお住いの方たちがいらっしゃるという状況からすれば、町長が議会で答弁されたように、建てかえて家賃が高くなるというのは、なかなか大変なことでございますので、少しでも長く持たせるという意味で言うと、もうちょっと現状がどうなっているかという把握はしてほしいと思うんですね。これまでも、実際、住んでおられるところに、入り込んで調査はできないというような答弁もいただいたこともあるんですけれども、少なくても聞き取りという形では、もう少し細やかにやっていただきたい。町営住宅の管理条例は、管理する側を規制している条例ですので、ぜひ住みやすい環境づくりについては、責任を持っていただけないだろうかというふうに思っております。先ほど申し上げました、中川原住宅のトイレの改修の問題もあわせて答弁を求めたいと思っています。 それから、同じく、ちょっと住宅の問題で、今回の補正予算には直接関係してはいないんですけれども、空き家の再生事業が平成23年から取り組まれておりました。ことし28年度ですから、5年の契約がそろそろ満期になる方がいらっしゃるのではないかなと思っています。今回、綾町空き家再生事業実施要綱を見てみますと、5年たった後は、個人契約になるか、あるいはお返しするかということなんですが、ほかの制度との併用というんですか、継続を云々という部分はうたってないんですね。大体、空き家再生事業は、以前、お伺いしたのは、100万円未満ぐらいのリフォーム代だったと思いますので、安い方は、1万円程度ぐらいの家賃で入居されておられた方もいらっしゃると思いましたし、見てみますと、町の中心、これはちょっと個人ではないと思いますが、家賃8万円というのも、町有住宅の中には書いてありました。その満期を向かえた方への対応は、綾町としてどうされているのか伺いたいと思っています。 それから、これも直接的に補正予算とはつながらないんですが、黄化えそ病の件なんですけれども、なかなか、私も、綾町の今の黄化えそ病の全体を把握しているわけではありません。先ほど、法人の農地管理のことで、ちょっと担当課長から黄化えそ病の話も出たんですが、情報もなかなか継続的には入ってこないんですね、前、福田議員がいらっしゃったころに、樹液感染はしないんだという話を聞きました。うちは余り農協に足しげく通わない農家だからか、樹液感染はするというところからの、意識がしないというところにいっておりませんでしたので、かなり神経質に管理してたつもりです。そのあとに、樹液感染はしないんだというのを、今日の説明だということをお聞きして、樹液感染はしないのかというふうに思ってたんですけど、やっぱり自分が、実際やってみると、樹液感染はやっぱりあるんじゃないかなと思ったりするんですが、そういう、いわゆる最新の情報みたいなものが、なかなか定期的に入ってこない状況に皆さんあるのではないかなと思っています。中には、育苗センターから運んで、3日、4日目には黄化えそ病が発生するという状況もありまして、根本的な対策は、なかなか難しいのだとは思いますけれども、苗も農協関係からは取らないというのも出てきているというふうに聞いておりますので、ぜひ、町長、農協側ともよく話をしていただいて、本当のところの、多分、多くの農家は、本当の原因はこれだって、ミナミキイロアザミウマが原因だというのはわかってるんですけど、例えば、うちもそうですけど、自分のうちの敷地内にも草木一本ないという生活ではありませんので、隣の畑のことだけを、なかなか要望できないという状況もありまして、黄化えそ病に対する対策というのは、ちょっと根本的に見直さないといけないのではないかなと思っているんですが、町内の今の状況も含めまして、答弁いただけたらと思っています。 最後にもう一点ですが、国土交通省がことしの秋だったと思うんですが、洪水の浸水域の見直しをしたというのが、ニュースで流れておりました。12月11日避難訓練もあるわけですけれども、私もすぐ国土交通省のホームページを開いてみたんですが、綾町でも浸水域は、国全体では1.5倍ぐらいというふうに言われておりますけれども、綾町も地図を見ると、本庄川、綾北川、綾南川、含めて浸水域が広がっているように見受けました。あんまり、地図がきれいに印刷できませんでしたので、確信は持てないんですけれども、そういうことに対して、どのように認識されておられて、町民にどのように、そういうことを情報として流していくお考えなのか伺いたいと思います。 ○議長(押田和義君) 町長。 ◎町長(前田穰君) 負担金の関係については、5%ということでありますが、これは制度上のいろんな問題もあると思いますが、所管課長のほうから答弁させたいと思っております。これは、今おっしゃいますように、これをなくすというのができるのかどうか、あるいは、また、私どもとして、その部分を公平性を保つという形でやらなきゃいかんということはよくわかりますけれども、現実的に、そこ辺の公平性を保つための負担金を排除することができるのかどうか、そこ辺は、ちょっと制度上の災害復旧費の事業の関係ともあろうと思ってますので、担当課長のほうから説明すると思っております。 2つの園は、綾保育園と綾幼稚園ということであります。 それから、横町栄町線の、先ほど提案申し上げました、この関係については、まだ見通しがなかなか立たなくて、地権者との関係もあるし、この事業がいつまであるのかというのも、まだ明確になってませんが、ただ名前が変わって引き続きできるような方向にもなると思いますが、できるだけ早期の完成を目指しておりますが、地権者なり、あるいは建屋との関連、あるいはまた、なかなか交渉が行き着かないという面で、今おっしゃったような関係については、路線変更も、今、協議をしておると、こういう状況であります。そのようなことで、できるだけこの事業というものが、中心市街地の活性化につなげていけるように、街並みがまた、景観も含め、しっかりしたものになって、電柱の地中化も始りますから、それともうまく調和がとれるような方向のものを、今後も目指していきたいと思ってます。 それからTPP関連のあれですが、これは、国は批准を目指しているという前提の中で、そういう対策が先行しておるということでございまして、私たちは、そういう面で、今回の事業の採択要件が、人・農地プラン作成と農地中間管理事業の活用をした人が対象ということで、そういう事業を、実際に掘り起こして行った結果として、今回、大平山地区の方から要望の声もございましたから、そういうことであげさせていただいたということでございます。 それから、福祉事業の関係のあれは、当初は、その関係のお方は、自分の自己負担ということが生じるという思いもあったのではないかと思っておるんですけど、事業の採択をいただいて、その面の努力をいただいたことで、自分としては、何か役立ちたいという思いの中で、そういうことで寄附をいただいたということで、そのような御厚意に感謝しながら、お受け取りさせていただいたということであります。 それから、町営住宅の関係でございますが、これは、おっしゃりますような対応をしておるということはないと、私は思ってるんですが、きめ細かにいろんな要望、あるいは、また苦情等がきたら、いち早くスピード感を持って対処するようにということは、常に申し上げております。そういう形の中で、もし万が一そういうことがあるとするならば、改善努力さして、今の生活の一番の拠点は住宅でありますから、そういうことのないように、私もいろいろ相談を受けたりするんですけど、おっしゃりましたようなことが、もし万が一ありましたならば、それは早急に対応しなきゃならんという、こういう思いの中で、私たちは、やっぱり住民の暮らす生活を守る、特に、暮らす中で住宅というのは、大事な分野でありますから、町営住宅を管理運営する者としては、要望がありましたならば、率直に受けて、できるだけ早くスピード感を持って対処しているというのが、私は実態だと思ってるんですが、もし言われたようなことがありましたら、また御意見をいただいて、早急な対応をしてまいりたいと思ってます。 それから、中川原住宅を含め、今回、一般質問でも出ておりますが、我々は、やっぱり住宅料との絡みもございまして、一概に全てということでは、細かい建てかえをするというのは、なかなか厳しい面もございます。そういうことで中川原住宅については、今回、またひとつの方向として、やっぱり水洗トイレ等の置きかえということで、今回、そういうエリアに入れる形の中で改善努力をしたいと、そして住環境の整備を果たしていきたいと、町営住宅で古い住宅はそういうのはございませんから、またこれについては一般質問でもお答えをしていきたいと思ってます。 それからもうひとつ、空き家再生事業も5年経過したものもございます。これは、当初の約束どおり、5年間は事業のほうで、町でいただいて、5年後は、今度は家主のほうがお金をいただくということで、これについて具体的に、もう既にそういう方向づけになっておりますので、一応、町営住宅から、今度はあそこのあっせんというのは、町が責任持って、次の人に更新という形をとっておると思ってますので、また具体的なことについては、そこの課長から説明させたいと思ってます。 それから、洪水・浸水対策、黄化えそ病の関係は、これも会議を再三して農協と、これは町ぐるみでやらないと一定の人だけでは、なかなか黄化えそ病の対策が厳しいと、ことしみたいな温暖で、やっぱり農家の収入のことを考えますと、最初は抑制をどうしてもやると、抑制栽培をやると、どうしても早くやってまいりますから、そういう先ほども、そういう病気をさせる虫が、いつまでも生きておって、感染をしていくという面もございます。ですから、それは農家個々が、まずはしっかり対策を講じもらって、そして町ぐるみでということで、先だっても、その対策会議を開きました。情報が末端までいってないということでありますが、それは組織を通じて、あるいは農協の指導員を通じて、ぜひ、そこ辺の徹底を図るように、最善の努力をしながら、今、状況として、黄化えそでやられたという周辺の状況は、厳しいという方もいらっしゃいます。しかし、何とかおさまっておると、まあこういうこともございます。いろんな面で個人差はございますけども、町ぐるみで、やっぱりやるということが大事であるし、農家経営の立場を考えますときに、そのような面で、みんなが、そのような意識になって、対策を講じてもらうことこそが非常に大事だと思っておりますので、その面について、情報が行き届かない面については、徹底ができますように、農協側とまたしっかり議論をしたいと思っております。 洪水・浸水対策については、エリアが広がったということは言うまでもないと思いますが、これは危機管理という面で、しっかりとした対応をしてまいりたいと、このように考えてますので、具体的には、所管課のほうから説明させたいと思いますので、以上、私の立場から質疑に対する答弁にかえさせていただきます。 ○議長(押田和義君) 建設課長。 ◎建設課長(行田明生君) 先ほどの農地災害の負担金についてでございます。 農地災害の負担金につきましては、条例によりまして、農地の所有者等から5%の負担金をいただいているところでございます。この5%負担といいますのは、災害復旧をすることによって、利益を得られる方が限定されるということで、負担金を取っているものでございます。昨年度は、幾度も災害がございまして、特例ということで対応しているようでございます。基本的には5%の負担金と取るということで、今、条例が定められているところでございます。 以上です。 ○議長(押田和義君) 総務税政課長。 ◎総務税政課長(中薗兼次君) それでは、私のほうからの空き家再生事業の関連について説明を申し上げます。 5年間が何件かきておりまして、早目の対応をとしまして、半年ぐらい前から、入居者には通知をいたしまして、また家主さんのほうにも、その旨、伝えまして、継続が一番よろしいんですけど、中にはもう返してくれという方もいらっしゃいます関係で、宅建組合の方が、また中に入ってもらって、そういった次の入居先、また町営住宅とかですね、そういう諸々ですね、担当のほうで細かくお世話をしているところでございます。 それから浸水エリアの拡大ですが、これにつきましては、来年度、洪水マップ、ハザードマップをつくり直しますので、その際に、また各家庭に配付したいと考えております。 以上であります。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押田和義君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) まずは、農地災害の分担金ですが、済みません、今、私、例規集がこの場にありませんので、その条例が見られないんですけれど、いわゆる特例の対応ができるというふうになっているというふうに理解してよろしいでしょうか。だから、特例というのがすごく難しいんですが、私の記憶では、特例として認めたときに2件だったと思うんですね、そのあとに2件だったかもしれませんが、1件は、負担なしだったと思うんですけれども、1件は、負担があったというふうに記憶しているので、特例が、例えば1年間に複数回あったときというふうになっているのか、同じところが、あそこ土地改良しておりますので、それ以降、何回というふうになっているのか、そこもしわかったら教えていただきたいと思っています。 それから、空き家の問題ですけれども、いわゆる、この要綱には、その後、何か規制されるということがありませんので、先ほど、担当課長が言われたように、継続して借りてくれれば一番いいということですが、同じ金額には、なかなかならないものでしょうか、いわゆる今まで2万円で入ってた方が5年契約が切れて、家主さんと話し合った結果、引き続き2万円でいいですよというふうになっている例があるものなのかどうか。それから、多分、中には若い方もいらっしゃって、子育て中の方が、その方がほかの、いわゆる住宅家賃の補助を受けるほうの制度ですよね、それを引き続きそちらに、綾町若者定住促進住宅料補助要綱のほうに、引き続きいくことは可能なのかどうか、どちらを見ても、空き家対策のほうで受けた方が、ほかの制度を受けられないというふうには、私が見たところは書いてないんですけれども、そういうことも考えられるのかどうか、いわゆる空き家は、もちろん先ほども言いましたように、どういうわけか月額8万円というのは、多分、商店とかなのかなと思うんですが、そういう方もいらっしゃいますけど、概ね町有住宅の家賃を見ますと2万円とか、2万円が高いほうだったような気がするんですが、経済的には恩恵受けたということにもなり得るんでしょうけど、役場として特別なものを負担して、補助してきたということにはなってないと思うんですね。家主さんが5年間、家賃として収入がないと、固定資産税は免除することにはなっておりますので、何がしかの綾町の負担はあるわけですけれども、引き続きそういったもの、ほかの条件が合えば受けられるというふうに考えていいのかどうか伺いたいと思います。 それから、黄化えそ病につきましては、やはり私が聞く農家の意見としては、育苗の段階での問題も大きいんじゃないかっていうのがありまして、今回、もう育苗センターの苗じゃないものを使うという方もいらっしゃるというふうに聞きました。私のところは、育苗センターに申し込みをしたのですが、期日が重なったということで、よそのところでつくってる苗がきたんですけど、やはり出ました。かなりの、今までの経験からいくとかなり多いほうです。ですから、綾町の育苗センターだけの問題ではないのかもしれないと思いつつ、そこ辺がなかなかはっきりしないので、みなさんお互いに疑心暗鬼になってて、あれが悪い、これが悪いというところに意識がいくもんですから、もう全く違うところの苗を取ってみようという方もいらっしゃると聞きますので、また行政も一緒になって、ぜひ対策を練ってほしいし、そういう情報を、農家だけに流していても理解されてない部分もあると思います。農家というか、キュウリ農家以外にもですね。情報が行き渡るように対応してほしいと思っています。 それから、町営住宅の問題ですが、やはり住宅を利用する入居者の人が、皆さん要望を役場のほうにさっとお願いできないという状況がやっぱりあるんですね。具体的に、先ほど私が申し上げました、お風呂のお湯がたまらない人はかえていただいたという報告がありました。何かすぐ対応してくださるときと、何年も放置されるときというのがありまして、具体的に名前もわかっておりますので、あとで申し上げますけど、そういうことが現実あって、見えておりましたので窓口に、そのとき私が、寒くなるのですぐお風呂をやってほしいというふうにお願いもしましたので、一週間後ぐらいだったと思いますが、入居者からは電話がありました。ですから、先ほどの有給休暇の消化とあわせますと、職員が忙しくてなかなか対応できない状況にあるのか、予算が足りないのかというふうにしか、私たちはなかなか思えませんので、ぜひ御指導をいただけたらと思っております。 ○議長(押田和義君) 建設課長。 ◎建設課長(行田明生君) 先ほどの農地災害の分担金でございます。 条例のほうには、特例の場合の記載はちょっとございませんで、個別に判断していく事例だったというふうに考えております。 以上です。 ○議長(押田和義君) 総務税政課長。 ◎総務税政課長(中薗兼次君) 空き家再生事業で、先ほど答弁しましたように、引き続き入って、当初は、5年間はそういった工事をもとにした料金設定ができますけど、その後、期限が過ぎてからは、今度、法律がまた別な法律になる関係もありますので、この金額でお願いしますということは、行政の立場からは言えませんので、そのために、先ほど申しましたように宅建組合の方々が入っていただいて、できるだけ、我々としましても低料金の金額で、そういったこともお願いしたいと思っております。 それから、町営住宅の修理関係ですけど、先ほど言われたのは、早急に対応ができないというのは、若干、修理を行う工務店の手配とか、そういったもろもろがあったんじゃないかと思っておりますが、できるだけ迅速に対応できるように、ある程度、そういったお困りの方は、また広報等を通じて、迅速な修繕ができるように対応していきたいと考えております。 ○議長(押田和義君) 町長。 ◎町長(前田穰君) 今、住宅の関係は課長が答弁したとおり、速やかな対応ができますように最善を尽くしたいと思います。 それから、育苗センターでの黄化えそ病の発生状況について、私もちまたでそんな話を聞いたりすること等もございます。しかし、そこが全てだということにはなってないというのが現状で、私の息子もやってるんですが、苗からということなのか、特定はなかなかできないんですが、いずれにいたしましても、育苗センターの職員の皆さん方も神経をある程度、とがらかして一生懸命やっていることも事実でございますので、いずれにいたしましても、みんながひとつの気持ちになってやれる、そして町民が、またそれに協力をしていただく、だから、あぜ焼、その他、こんなのもしっかりやり、また除草関係も一斉に除草をいただくとか、そんなこと等も、今、啓発をしながら取り組ませていただいておりますが、いずれにいたしましても、この問題は大きな、キュウリ農家にとっては大事な分野でありますから、またしっかり農協との協調を持って対応していきたいと思っております。また、いろいろありましたら遠慮なく電話なり、またご指導を賜ればしっかり対応していきたいと思ってますので、よろしくお願いします。 ○議長(押田和義君) 総務税政課長。 ◎総務税政課長(中薗兼次君) 先ほど、答弁が漏れておりました。 その後の、空き家再生から出られた方の若者定住への移行、それなりの要件が整えば、対象にはなると考えておりますので、そこら辺は、また、よりわかりやすいように、我々も整備をしていきたいと思っております。 ○議長(押田和義君) 答弁漏れはありませんか。 ◆議員(増田俊男君) 議長。増田。 ○議長(押田和義君) 増田議員。 ◆議員(増田俊男君) 数点、質問させていただきます。 11ページですけども、自動車共済保険、約100万円ですけど、これはどのような、事故だったのか、何件だったのか教えてください。 それと、特別特別調整交付金については、今年度初めての交付金事業なのか、今までなかったのか。 それと、14ページの上のほうですね、エコパーク「知の拠点」整備事業、これも27年の繰り越しで、補助事業で上がってきたと思うんですが、こういうのは総事業費はどのぐらいになるのか。それと1回だけの改修なのか伺います。 それと、農業振興費ですが、21ページ上のほうですね、担い手確保・経営強化支援事業補助金、これは国の補助金が、そのままトンネルで出てるという予算なんですけども、町の上乗せ補助は、今までは何回かあったと思うんですが、今回についてはなかったのか、なぜなかったか理由をお伺いします。 それと、23ページですね、道路新設改良費の横町栄町線です。これの追加があるんですが、当初予算で上がってたと思います。これは、その人の分の追加なのか、新しく別に出てきたのか伺います。 それと、24ページですが、町営住宅の耐震診断業務、これで全てになるのか、まだ残っているのか伺います。 それと、教育費ですが、27ページです。 備品購入費、620万円という大きな予算です。これの備品購入、何を購入されるのか伺います。 ○議長(押田和義君) 町長。 ◎町長(前田穰君) 具体的な内容でありますから、所管課のほうで答弁させたいと思ってますが、今おっしゃいますように、実は、ユネスコエコパークの「知の拠点」整備事業は、500万円の繰り越しがありまして、1階部分だけをやっぱり事務所というものをしっかり整備をしていきたいということで、総事業費が1,300万円ということでお聞きをいたしております。 あとは具体的な内容については、それぞれで答弁させていただきたいと思いますから、そういうことでよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(押田和義君) 総務税政課長。 ◎総務税政課長(中薗兼次君) それでは、11ページの自動車共済保険の金額について説明をします。 これは、2トンダンプですね、これが側溝に落ちまして、それによって相当な修理箇所がふえて、ちょっと細かい金額はわかりませんが、それ以外に、また別の公用車ですね、それがこすったとか、いろいろそういったもろもろが積み上がって、この金額となってきております。大きなものは2トンダンプです。 それから、ちょっと飛びますけども、住宅関係で耐震ですが、東中坪を前回しまして、今回の西中坪住宅が、もう最後になるかと思います。それ以外は、もう建設年度が新しい関係で、ある程度の基準をクリアしておりますので、なお、東中坪住宅については、補強の必要性はないということで診断を受けているところでございます。 私からは以上です。 ○議長(押田和義君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(森園由美子君) 特別調整交付金のことですけれども、後期高齢者医療特別調整交付金になります。これは今年度初めてになります。広域連合の事業で新たに採択というか、要望していたものが採択になったものです。 以上です。 ○議長(押田和義君) 農林振興課長。 ◎農林振興課長(橋口正君) 予算書の21ページなんですが、担い手確保・経営強化支援事業の補助金関係なんですが、2分の1、町の上乗せはないのかというようなお話なんですが、一応、農業機械の購入ということになっておりまして、事業費で1,195万9,000円というような金額でございます。トンネル事業で2分の1以内補助ということで、553万6,000円の補助ということになります。したがいまして、町の上乗せは、この分につきましてはしないということで進めております。 以上です。 ○議長(押田和義君) エコパーク推進室長。 ◎ユネスコエコパーク推進室長(兒玉良次君) それでは、エコパーク「知の拠点」整備事業の事業費について御答弁を申し上げます。 まず、この補正につきましては、平成28年度の3月補正予算におきまして、1,210万円ということで、国庫100%の事業が計上してあります。そのうち、半分以内がハード事業ということで、500万円の工事費を計上しておりまして、今回、その後に6月に補正予算を組みまして、実施設計をしたところなんですが、実施設計ができ上がりまして、1階の事務室ですね、事務所部分を1,300万円ということで、でき上がりましたので、その分の差額で800万円補正予算を計上しているというところでございます。残りました、1階にあと展示施設と調理実習室ですね、それから2階の研修室等を整備する予算があるんですが、これにつきましても、実施設計ができ上がりまして、約1億800万円程度かかるということで、これは、今、国庫事業等に手を挙げさせていただきまして、予算がつけば補助金と起債というような形で、有利な起債を活用して事業を実施していきたいということで、今、鋭意検討中でございます。 以上です。 ○議長(押田和義君) 建設課長。 ◎建設課長(行田明生君) 予算書の23ページ、横町栄町線の公有財産購入費と補償金額の話ですけれども、これ追加をいたしまして、進捗を図るというものでございます。 以上です。 ○議長(押田和義君) 教育課長。 ◎社会教育課長(竹下琢郎君) 27ページの備品購入について御説明いたします。 623万9,000円の備品整備でございますけれども、これは、サッカー場のラインマーカー、それからサッカー場のバーチドレンという、グランドに穴をあけていくような機械があるんですけれども、そういったものの整備、それから野球場の得点板、それから野球場のハードレーキ、それからサッカー場のゴール用のネット、それからアルミメッシュの担架等々の整備でございます。 ○議長(押田和義君) 答弁漏れはありませんか。質疑を終わります。 付託を行います。議案第76号は、総務委員会に付託し、あわせて所管事項については文教福祉委員会に審議委任したいと思いますが、異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押田和義君) 異議なしと認めます。 よって、議案第76号は総務委員会に付託し、あわせて所管事項については、文教福祉委員会に審議委任することに決定いたしました。 ここで暫時休憩いたします。午後は1時30分から再開いたします。(休憩午後0時13分)………………………………………………………………………………(再開午後1時29分) ○議長(押田和義君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第14.議案第77号 △日程第15.議案第78号 △日程第16.議案第79号 ○議長(押田和義君) 日程第14、議案第77号平成28年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)から日程第16、議案第79号平成28年度綾町介護保険特別会計補正予算(第2号)までを一括議題といたします。 なお、提案理由説明の後に、日程に従い、各議案ごとに質疑、付託を行います。 当局の説明を求めます。町長。 ◎町長(前田穰君) それでは、提案理由の説明を申し上げます。 議案第77号平成28年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)。 平成28年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによります。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出をそれぞれ730万円追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ13億7,800万円といたします。2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額、並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によります。 それでは、補正予算書の2ページをお開きをいただきたいと思います。 第1表、歳入歳出予算補正の歳入3ページは歳出ですが、4ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書で説明申し上げますので、それでは6ページのほうに飛んでいただけるとありがたいと思います。 歳入歳出も款項目ともに同一名である場合は、款のみで説明いたしますから、そのようにお目通しをいただけるとありがたいと思っております。 まず、歳入の関係で事項別で説明申し上げますが、今のような見方でお願いしたいと思いますが、款の10の繰入金、項の1の他会計繰入金、目の1の保険基盤安定繰入金78万1,000円の減額は、国と県への負担金申請金額が確定したことに伴う減額であります。次の目の2の職員給与等の繰入金については、4万1,000円の増額は、人事院勧告に基づく増額分でございます。 それでは、目の3、出産育児諸費繰入金は、193万円の減額は、今年度の出産育児一時金の支出見込みから一般会計繰入相当分を減額するものでございます。 次に、款の10の繰入金の項の2、基金繰入金、目の1、財政調整繰入金970万円の増額は、今回の補正の財源として繰り入れるものでございます。 次に、款の12諸収入、項の4雑入でございます。一般被保険者と退職被保険者に係ります第三者行為納付金でございまして、26万7,000円の増額であります。 簡単ですが、以上が歳入の説明でございます。 7ページの下のほうをお目通しいただきますが、款の1の総務費、項の1総務管理費、目の1の一般管理費で4万1,000円の増額は、職員給与の人事院勧告に基づくものでございます。 次に、款の2の保険給付費、項の2の高額療養費、目の1の一般被保険者高額療養費は、1,000万円の増額は高額療養費の今後の見込みによるものでございます。目の4の出産育児諸費289万5,000円の減額は、出産一時金の今後の見込みによるものでございます。 次に、款の11諸支出金の項の1、償還金及び還付加算金の目の3の償還金8万円の増額は、過年度事業の自主点検で判明した超過交付分を国と県に返還するものでございます。 次に、款の12予備費は、7万1,000円の増額ということでございます。 以上が、歳出の説明でございます。 簡単でありますが、平成28年度の綾町国民健康保険特別会計の補正予算(第3号)の内容でございますので、以上で提案の説明にかえさせていただきます。 それから、議案第78号平成28年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)。 平成28年度綾町の後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによります。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出をそれぞれ4万1,000円追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億587万5,000円といたします。2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額、並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によります。 これも簡単に説明申し上げますが、もう歳入歳出の3ページにございますから、4ページ以降の事項別明細で簡単に説明申し上げます。 6ページをお開きいただきますと、まず歳入関係は、今申し上げた4万1,000円の目の1の事務繰入金の4万1,000円の増額は、人事院勧告に基づくものでございます。これが歳入で、次に下のほうをごらんください。歳出でありますが、これも目の1の総務費の4万1,000円の増額は、人事院勧告に伴うものでございます。 以上、簡単ですが、平成28年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の提案理由の説明にかえさせていただきます。 それから、続きまして、議案第79号平成28年度綾町介護保険特別会計補正予算(第2号)。 平成28年度綾町の介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによります。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれを71万4,000円減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億7,972万4,000円といたします。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額、並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によります。 これ2ページのほうで、3ページ歳入歳出補正予算の歳出がございますが、これも事項別明細で説明いたしますから、6ページのほうに飛んでください。 6ページのほうで、款の3国庫支出金、項の1の国庫負担金、目の1の介護給付費負担金、これが6万円の増額は、介護給付費増に伴うものでございます。 それから、款の3の国庫支出金、項の2の国庫補助金のうち、目の2の地域支援事業交付金、介護予防事業であります。これは1万3,000円の減額は、臨時職員の雇用契約変更によるものであるということであります。それから、次の目の3の地域支援事業交付金、包括的支援事業任意事業、28万7,000円の増額は、当初計上していた人件費の予算の組みかえによるものであります。 次に款の4でありますが、支払基金交付金、項の1、支払基金交付金のうち目の1の介護給付費交付金が8万4,000円の増額は、介護給付費増に伴うものでございます。次に、目の2の地域支援事業支援交付金でありますが、1万5,000円の減額は、臨時職員の雇用契約変更によるものであるということであります。 次に7ページをごらんください。款の5県支出金、項の1県負担金3万7,000円の増額は、介護給付費増に伴うものでございます。 次に、款の5の県支出金、項の3の県補助金、目の1の地域支援事業交付金介護予防事業であります。これ、7,000円の減額は、臨時職員の雇用契約の変更によるものであります。 次に、目の2の地域支援事業交付金、包括的支援事業任意事業14万3,000円の増額は、当初計上した人件費の予算の組みかえによるものでございます。 次に、款の6繰入金、項の1の一般会計繰入金のうち、目の1の介護給付費繰入金が3万7,000円の増額は、介護給付費増に伴う増額であります。次に、目の2の地域支援事業繰入金、介護予防事業でありますが、これは7,000円の減額ということでございます。 次に、8ページのほうをお開きください。目の3の地域支援事業繰入金、包括的支援事業任意事業でありますが、これは14万3,000円の増額は、当初計上した人件費の予算の組みかえによるものでございます。 次の目の5のその他一般会計繰入金が169万9,000円の減額は、人事院勧告に基づくものとして、当初計上した人件費の予算の組みかえによるものであります。 次に、款の6の繰入金、項の2の基金繰入金、目の2の介護給付費準備基金繰入金23万6,000円の増額は、今回の2号補正の財源捻出のため、基金から繰り入れをするものであります。 以上が歳入の説明です。 次は、今度は歳出でございますが、これ、9ページのほうをお目通しいただきます。 歳出の説明でございますが、これも款の1でありますが、目のほうも見ていただきますが、総務管理費、一般管理費でございます。これ、104万2,000円の増額は、人事院勧告に基づくものでございます。 それから次に、款の1の総務費、項の3介護認定審査会費、目の1の認定調査費の274万1,000円の減額は、当初計上していた人件費の予算の組みかえというものでございます。 次に、10ページのほうにお目通しをいただきます。おめくりをいただきたいと思います。款の2の保険給付費、項の1の介護サービス等諸費、目の5になるんですが、居宅介護福祉用具購入費であります。これ、30万円の増額は、福祉用具購入申請者増加によるものであります。 款の4になるんですが、項の1の2介護予防事業費、目の2の介護予防一般高齢者施策事業費であります。5万2,000円の減額は、臨時職員の雇用契約変更によるものでございます。 次に、款の4地域支援事業であります。これは、目の2を見てください。総合相談事業73万7,000円の増額は、当初計上していた人件費の予算の組みかえによるものでございます。 以上が歳出の説明でございまして、簡単ですが、主なところだけ説明申し上げて、提案理由の説明にかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(押田和義君) 最初に、日程第14、議案第77号平成28年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(押田和義君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 1点だけですけれども、国民健康保険被保険者の出産数が多分減じているので、減額補正になっていると思うんですけれども、当初、何人見込んでいて、今後何人ぐらいということを見込んでの今回の減額なのか、伺いたいと思います。 ○議長(押田和義君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(森園由美子君) ただいまの御質問にお答えいたしますが、当初の出産数を18件で見込んでおりました。今年度の見込みが11件、前年度、年度末にお生まれになった方が1件ありましたので12件で、6件の差額の分になります。 ◆議員(増田俊男君) 議長。増田。 ○議長(押田和義君) 増田議員。 ◆議員(増田俊男君) 高額療養費のことで伺います。1,000万円という補正が出ています。これは、何か大きな要因があったと思いますけども、件数がふえたのか、大きな手術があったのか、平均的に医療費が伸びてきているのか、いずれかだと思うんですけれども、大きな要因は何なのか伺います。 ○議長(押田和義君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(森園由美子君) ただいまの御質問にお答えいたします。 高額療養費のほうが、入院件数が伸びておりまして、特段に心臓が多いとか、透析が多いとかというものではなく、全体的な平均金額が伸びておりますので、今回補正をお願いするものです。 ○議長(押田和義君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第77号は、文教福祉委員会に付託することに異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押田和義君) 異議なしと認めます。よって、議案第77号は文教福祉委員会に付託することに決定いたしました。 次に、日程第15、議案第78号平成28年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(押田和義君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第78号は、文教福祉委員会に付託することに異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押田和義君) 異議なしと認めます。よって、議案第78号は文教福祉委員会に付託することに決定いたしました。 日程第16、議案第79号平成28年度綾町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(押田和義君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第79号は、文教福祉委員会に付託することに異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押田和義君) 異議なしと認めます。よって、議案第79号は文教福祉委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第17.議案第80号 △日程第18.議案第81号 △日程第19.議案第82号 ○議長(押田和義君) 日程第17、議案第80号平成28年度綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)から日程第19、議案第82号平成28年度綾町水道事業会計補正予算(第1号)までを一括議題といたします。 なお、提案理由説明の後に、日程に従い、各議案ごとに質疑、付託を行います。 当局の説明を求めます。町長。 ◎町長(前田穰君) それでは、提案理由の説明を申し上げます。 議案第80号平成28年度綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)。 平成28年度綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによります。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出をそれぞれ50万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,050万円といたします。2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額、並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によります。 これも、もう、最初から事項別明細で説明申し上げますから、6ページのほうに入っていただけるとありがたいと思います。 まず、歳入の説明でありますが、款の2繰入金、項の1の他会計繰入金につきましては、処理施設の修繕による増額に伴う一般会計繰入金として50万円の増額補正ということであります。 次に歳出でございますが、下のほうの7ページを見ていただきますと、その50万円が今度は撹拌ポンプ取替えの修繕料として増額補正をさせていただくと、こういうことでございます。 以上が、農業集落排水事業特別会計の補正予算の内容でございます。 続きまして、公共下水道の関係でございますが、議案第81号平成28年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)。 この議案第81号平成28年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによります。 別冊の平成28年度公共下水道事業特別会計補正予算書(第1号)の1ページをお開きをいただきたいと思います。 歳入歳出予算の補正。 第1条は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出をそれぞれ4万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億6,524万9,000円とするものでございます。第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額、並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によります。 4ページのほうをお開きをいただきたいと思います。4ページのほうでごらんをいただきますが、これは事項別明細であります。 まず、歳入から説明申し上げますと、款の6の繰入金につきましては、一般会計からの繰り入れで4万9,000円増額補正するものでございます。歳出も同じく、この款の1の下水道事業費4万9,000円の増額補正するもので、内容といたしましては、人事院勧告に伴う1名の職員の給与費の増額分変更によりまして、4万9,000円の増額補正ということでございます。 簡単ですが、議案第81号の提案理由の説明にかえさせていただきます。 水道事業関係でありますが、議案第82号平成28年度綾町水道事業会計補正予算(第1号)。 議案第82号平成28年度綾町水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによります。 1ページのほうを別冊でありますが、お開きをいただきますと、第1条は平成28年度綾町水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによります。 第2条は、平成28年度綾町水道事業会計予算は、第3条に定めた収益的支出の予定額を補正するものでございまして、水道事業費用のうち営業費用を51万9,000円増額し、9,151万9,000円とするものでございます。 第3条は、予算第8条に定めた経費の金額を次のように改めるものでございまして、職員給与費の増額を3万3,000円補正し、769万6,000円とするものでございます。 詳細については、もう恐縮ですが、これは事項別明細書のほうに今度移らせていただきまして、内容といたしましては、人事院勧告に伴う2名の職員の給与費の増額と共済追加費用率変更による減額も合わせて3万3,000円の増額。それから、漏水探知機購入によります48万6,000円の増額ということで、合わせまして51万9,000円の増額補正ということであります。 簡単でありますけども、議案第82号の提案理由の説明にかえさせていただきます。 以上であります。 ○議長(押田和義君) 最初に、日程第17、議案第80号平成28年度綾町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(押田和義君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第80号は、総務委員会に付託することに異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押田和義君) 異議なしと認めます。よって、議案第80号は総務委員会に付託することに決定いたしました。 次に、日程第18、議案第81号平成28年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 質疑を許します。(なし) ○議長(押田和義君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第81号は、総務委員会に付託することに異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押田和義君) 異議なしと認めます。よって、議案第81号は総務委員会に付託することに決定いたしました。 日程第19、議案第82号平成28年度綾町水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 質疑を許します。 ◆議員(増田俊男君) 議長。増田。 ○議長(押田和義君) 増田議員。 ◆議員(増田俊男君) 漏水探知機の購入がありますけど、それは1基の1台の購入費用でしょうか。 ○議長(押田和義君) 建設課長。 ◎建設課長(行田明生君) 御質問にお答えします。 1基分の購入費でございます。 ◆議員(増田俊男君) 議長。増田。 ○議長(押田和義君) 増田議員。 ◆議員(増田俊男君) 基本的なことをちょっと伺いますけども、この収益的支出でいいのかどうか、これは資本的支出になるんじゃないかと思っていますけども、償却資産ですよね。当然、これは資本的な分に入る。だから、資本的支出に修正しないといけないんじゃないかと思ってますけども、どうでしょうか。 ○議長(押田和義君) 建設課長。 ◎建設課長(行田明生君) 御意見ありがとうございます。 ちょっと確認させていただいて、委員会のときにお答えしたいと思います。 ◆議員(増田俊男君) 議長。増田。 ○議長(押田和義君) 増田議員。 ◆議員(増田俊男君) これは間違いなく資本的支出なんですよ。だから、これは予算の修正は絶対出てきます。委員会で答えるんではなくて、予算の修正をしますと言われたほうがいいと思うんですけども。 ○議長(押田和義君) 町長。 ◎町長(前田穰君) 今言われるように、資本的支出のほうになると思いますので、これ、修正をさせていただきまして、提案理由にかえさせていただけるとありがたいと思います。 ○議長(押田和義君) よろしいですか。 ◆議員(増田俊男君) 議長。増田。 ○議長(押田和義君) 増田議員。 ◆議員(増田俊男君) 改めて予算書をつくり直して、議運から開き直して原案修正するということでよろしいですか。 ○議長(押田和義君) 町長。 ◎町長(前田穰君) はい。そのほうが正しいということでありますので、そういう手続きをまた議長と相談して対応したいと思います。 ○議長(押田和義君) 質疑を終わります。 付託を行います。議案第82号は、総務委員会に付託することに異議ありませんか。(異議なし) ○議長(押田和義君) 異議なしと認めます。よって、議案第82号は総務委員会に付託することに決定いたしました。(発言する者あり) ○議長(押田和義君) 訂正をいたします。 平成28年度綾町水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、修正後に再度議案提出ということで、付託はその後に付託をいたします。────────────・────・──────────── △日程第20.意見書案第7号
    ○議長(押田和義君) 次に、日程第20、意見書案第7号地方議会議員厚生年金制度への加入を求める意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 ◎議員(相星義廣君) 議長。相星。 ○議長(押田和義君) 相星議員。 ◎議員(相星義廣君) 意見書案第7号地方議会議員厚生年金制度への加入を求める意見書の提案理由を説明いたします。 現在、全国の町村議会が抱えている問題の一つとして、地方議会の重要性が論じられている中、町村議会では、議員のなり手不足が深刻化しているところであります。昨年行われた統一地方選挙においては、全国928ある町村のうち、およそ4割に当たる373町村において議員選挙が行われ、うち2割以上に当たる89町村では無投票当選となり、中でも4町村では定数割れという状況でありました。 御承知のとおり、議員を退職したのちの生活の保障も基礎年金しかありません。こうした状況において、特に今後の議会を担う若い世代の方に立候補を期待しても、サラリーマンの方々については、加入していた厚生年金も議員の在職期間は通算されず、老後に受けとる年金も低くなってしまいます。 住民の代表として、議会がこれまで以上にまちづくりにしっかりとかかわっていくためには、幅広い層の世代の方々が議員をやろうと思うような環境づくりを行っていかなければならないと思っています。そのためには、地方議会議員の年金制度を時代にふさわしいものとすることで、議員を志す新たな人材確保につながっていくと考えておりますので、この意見書への同僚議員各位の賛同をお願いし、提案理由の説明といたします。 ○議長(押田和義君) 意見書案第7号につきましては、最終日に質疑、討論、採決を行いますので、議員各位の十分なる御検討をお願いいたします。────────────・────・──────────── △日程第21.平成28年陳情第3号 ○議長(押田和義君) 次に、日程第21、平成28年陳情第3号「年金削減の中止を求める意見書」の採択を求める陳情を議題といたします。 本陳情は、陳情文書表のとおり、文教福祉委員会に付託いたします。────────────・────・──────────── △日程第22.平成28年陳情第4号 ○議長(押田和義君) 日程第22、平成28年陳情第4号国民健康保険制度の改革にあたり、国庫負担割合の引き上げを求める意見書提出の陳情を議題といたします。 本陳情は、陳情文書表のとおり、文教福祉委員会に付託いたします。────────────・────・──────────── △日程第23.平成28年陳情第5号 ○議長(押田和義君) 日程第23、平成28年陳情第5号介護保険の給付縮小・負担増を中止し、充実を求める意見書提出の陳情を議題といたします。 本陳情は、陳情文書表のとおり、文教福祉委員会に付託いたします。────────────・────・──────────── △日程第24.平成28年陳情第6号 ○議長(押田和義君) 日程第24、平成28年陳情第6号後期高齢者医療制度保険料軽減特別措置の継続を求める意見書提出の陳情を議題といたします。 本陳情は、陳情文書表のとおり、文教福祉委員会に付託いたします。────────────・────・──────────── ○議長(押田和義君) 以上で、本日の議事日程の全部を終了いたしました。 これをもちまして、本日の会議を散会いたします。(散会午後2時02分)──────────────────────────────...